筋力トレーニングをしていてたり、スポーツをしているとき、腰痛のとき、
「腹圧をかけろ」「腹圧を高めろ」と言われたことはないでしょうか?
「そもそも腹圧って何?」「いまいちわからない」「出来ているのかわからない」
と思う方は多いと思います。
ですが、腹圧というのは皆さんの日常生活の中でも使われており、できないなんて人はいないのです。今回の記事のポイントを読めば、腹圧への理解が深まりること間違いなしです!!
現在私はスポーツ現場で指導しており、ボディメイク、筋トレ時にも指導経験があります。今回はしっかりとわかりやすく解説していきたいと思います。
腹圧の概要
そもそも腹圧とは??

「横隔膜」・「腹横筋」・「多裂筋」・「骨盤底筋群」
の4つの筋肉から構成される空間内の圧力のことで、腹腔内圧の略称です。
腹圧が高まるとお腹の内側から支えてくれるため、
腰の骨(腰椎)が安定します。
腰が安定するということは、腰に過度な負担がかかりづらくなるほか、下半身と上半身の力の伝達が効率的になり、力が発揮しやすくなります。
腹圧はいつ使っているの??
腹圧は皆さんの日常でも活用されています。
例えば、排尿・排便時、笑ったり泣いたりするとき、重いものを持つときなど…
実は赤ちゃんの時にみんな獲得している!!
赤ちゃんを思い出してみてください、
はじめはたくさん泣いていたんです。
それで腹圧に必要な筋肉を養います。いわば筋トレです。
そのあと獲得した腹圧を使い、転がったり、四つ這いになったりと順を踏んで歩行へと向かっていきます。
このように人間は成長の過程で必ず腹圧を獲得しています。
腹圧の確認
腹圧が入っているか確認する方法
簡単な方法として、風船を膨らませる方法があります。もちろん他の要素も入ってきますが、経験上腹腹圧がうまく機能していない人は風船を膨らませることができません。
自身で横腹を中心に、親指を背中・人差し指をお腹になるように包み、すべての指を押し返すようにお腹・背中を膨らませる方法があります。、こちらのほうがより腹圧にフォーカスした確認方法です。
多くの人はお腹側(人差し指)だけ押し返し、横腹・背中が押し返せません。
腹圧トレーニング
ドローイン

point
・鼻呼吸でゆっくりと呼吸をする
・へこませた状態で呼吸をする
これは脳に使い方を学習させるトレーニングなので、決してしんどいトレーニングではありません。
先ほども言いましたが皆さんは腹圧を使う筋肉はすでに持っています。意図的に使うことができないだけなんです。これはそのためのトレーニング種目となっています。
より簡単で手の付けやすい方法
トレーニングなんてめんどくさい!なんて人もいますよね。
そんな方には筋トレするときにトレーニングベルトをまくのがおすすめです。
トレーニングベルトでお腹に圧力をかけて、それを押し返すようにお腹を膨らませます。
これが腹圧が高まっている状態です。極論、これをキープした状態であればいいんです!
私がおすすめするトレーニングベルトです⇓
まとめ
多くの人は使い方がわからないだけで腹圧は日常で使っています。
そこで本記事で紹介した、「確認法」「トレーニング」「トレーニングベルト」を用いて、安定した体を手に入れましょう。


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