「子供の運動神経はどうやったらよくなるんだろう?」
と思ったことはないでしょうか?
子供の発達には個人差があり性別によっても変化が現れ、トレーニングもそれに合わせて個人に合わせる必要があります。そのことをトレーニングの7原則のうちの個別性の原則といいます。
☞個別性の原則とは??
個別性の原則を裏付けるものとしてスキャモンの発育曲線というものがあります。今回はスキャモンの発育曲線を解説していきます。
スキャモンの発育曲線とは
スキャモンの発育曲線とは、医師のウィリアム・チャールズ・スキャモンによって提唱され、身体の器官別の発達の程度を表すグラフのことです。
一般型・神経系型・リンパ系型・生殖器系型
の4種類に分けられます。
下の図の見方は、20歳を100%として、年齢ごとのパーセンテージを示しています。

このように4種類の中でもそれぞれピークとなる年齢が異なってきます。
それぞれを今から解説していきます。
一般型
一般型は、全身の外形値を表します。つまり、身長・体重・心臓や肝臓などの臓器発育を表しています。
出生時から急速に成長し、その後に緩やかな曲線を示しますが、12歳ごろから再び発育が活発となります。
神経系型
神経系は、脳や脊髄などの神経系や感覚器系の成長を表しています。
出征後から急速に発育し、4,5歳には成人の80%にまで発育します。
リンパ系型
リンパ系は、免疫力を向上させる扁桃やリンパ節の成長を表しています。
出生時から急速に発育し、12,13歳に成人の約200%にまで発育します。その後、20歳になるにつれて徐々に低下していきます。
生殖器系型
生殖器系は、睾丸・卵巣・子宮などの発育を表しています。
14歳ごろから急速に発育します。発達に伴い、男性ホルモン・女性ホルモンの分泌量が増加し、性差が表れ始めます。
スキャモンの発育曲線の活用
スキャモンの発育曲線は、子供の成長を理解するために非常に役立つ考え方です。ですが、やはり人間には個人差がありますので、あくまで参考程度に考えるのがいいでしょう。
活用方法は、「型が成長するタイミングに合わせてその型のトレーニングをする」です。
例えば神経系の発育が著しい4,5歳には…
一つのスポーツにこだわらず、多くのスポーツや遊びを取り入れることで、成人になっても高い神経系の値を獲得することができます。いわゆる「運動神経がいい」子供になりやすいです。
まとめ
今回はスキャモンの発育曲線についての解説でした。
便利な理論ですが、絶対的な理論ではないので参考にしながら子供の成長に役立ててください!


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