トレーニングの原則とは??

トレーニングの原則を聞いたことがありますか?
「知っているけど気にしていない」「聞いたことがない」
という人もいると思います。
ですがなんとなく筋トレをするのと意識してとでは、効果が全くの別物です。
そこで今回は、スポーツ選手やボディメイクを行う一般の方にも指導経験がある私が、
トレーニング5原則についてのお話していきたいと思います。

「意識性の原則」

トレーニングの目的を意識して行うべきという原則
例えば、「大胸筋に効かせたい」と思いながらベンチプレスを行うと効果が跳ね上がります。
逆にベンチプレスで「とにかく押す」と思いながら行うと、ベンチプレスにかかわる筋肉の活動が高まり、扱える重量が増加することもあります。

「継続性の原則」

トレーニングは継続的に行うことが大切であり、効果を持続させられるという原則
筋トレを辞めたら筋肉がなくなっていく感覚がありますよね。実際はすぐになくなるわけではないですが、継続しないと筋力が落ちて行ってしまうのも事実。人間は不必要と感じたものは捨てていきます。勝手に脳が取捨選択をするのです。これは生きるための戦略であるため変えることはできません。

「特異性の原則」

生体は課された負荷に適応するという原則
例)ベンチプレスの挙上重量を増加させたい場合ベンチプレスを行うべきであり、ダンベルプレスでは思うような効果は得られない
スポーツでも同じことが言えます。
素振りを行っても必ずしもうまくなるとは言えないですよね。素振りで鍛えたものを実際のバッティングで生かして初めて、効果をなします。

「全面性の原則」

一部分だけでなく全身を鍛えるべきという原則
例)上半身ばかりにならず下半身もしっかり鍛える
筋肉は全身でつながって共同で働きます。どれか一つだけで働くことは100%あり得ません。
そのためしっかりと全身鍛えることが必要とされるわけです。

「個別性の原則」

個人(年齢・性別・経験値など)に合わせたメニューを行うべきという原則
もちろん上級者と初心者では運動強度が異なりますよね。
個人ができる範囲を超えてしまうと回復が追い付かなくなってしまい、逆効果になる恐れもあります。

まとめ

本記事の原則は、筋トレのみならず生体における基本的なものになります。これらの原則は生体にとって、生きるために必要な戦略であり、脳が無意識的に行うようにできています。これをうまく利用することで、生体に適切な刺激を与えることができます。

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