スポーツをしていて肘が痛くなることがありませんか?
それ「野球肘」かもしれません!
野球肘とは?
野球肘は名前に野球とありますが、なにも野球のみで起こるわけではありません。野球のように投球をしたりする球技であれば起こる可能性があります。
野球肘は怪我の名前ではなく、複数の怪我の総称です。実態は、「離断性骨軟骨炎」や「上腕骨小頭無腐性壊死」であったりと様々です。
野球肘のメカニズム
投球動作には肘に外反ストレスがかかります。そうすると、
肘内側では牽引負荷が、肘外側では圧迫負荷がかかります。
その負荷によって、骨や軟骨に炎症が起こり痛みを感じます。
野球肘内側型
内側型は子供に多く見られることが特徴的です。繰り返される投球によって肘の骨の内側に牽引負荷がかかることで、筋肉や靭帯が骨や軟骨をはがすように引っ張り、炎症を起こします。これを骨端症とも言います。
多くの場合は投球制限を行うことで軽快します。
原因の大半は投球フォームです。後ほど解説します。
野球肘外側型
外側型も子供に多く見られることが特徴的です。繰り返される投球によって肘の骨の外側がぶつかり、軟骨や骨が損傷します。代表的な怪我としては離断性骨軟骨炎です。
早期発見では投球制限にて軽快するが少年では何か月も投球禁止しなければならず精神的にもしんどい怪我です。約3か月で軽快しない場合は手術も視野に入れなければなりません。
手術になると6か月後から軽いキャッチボールができるようになり、最大10か月で全力投球開始になるといわれています。
原因は多くありますが、大半は投球フォームになります。後ほど解説します。
発見するためのサイン
怪我を最小限に抑えるためには早期発見が大切です。
発見のポイント
- 自分で押したときに痛むか
肘の左右にある突出した骨付近を軽く押します。痛みがあると野球肘の可能性があります。 - 肘の曲げ伸ばし
肘を曲げ伸ばししたときに痛みがあったり違和感がないかを確認 - 腫れていたり、熱っぽい感じがないか
これらが自分で確認できたり、投球時に痛む場合は早めに病院を受診しましょう。
痛いまま我慢して続けると症状が進行して復帰が遅くなる可能性があります。
よくあるエラーフォーム
子供に限らず始めたばかりの時期の投球では、「手投げ」になることが多いです。
本来投球は下半身や体幹のねじれる動きを指先に伝えて投げます。プロ選手の投球からも明らかです。
それを肩や手だけで投げようとすると、下半身や体幹で分散されていた分が肩や肘に移っていしまいます。そうして怪我につながるというわけです。
つまり原因は肘にあるのではなく、下半身や体幹にあるということです。
ほかにも対策としては、練習をしすぎないように心掛けたり、日ごろのストレッチを十分に行い体に負荷がかかりすぎないようにしましょう。


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